2010年01月21日

ドコモ携帯で通信障害=東京、神奈川、埼玉で(時事通信)

 NTTドコモによると、18日午後3時半ごろから東京都と埼玉、神奈川両県の一部で、同社の第3世代携帯電話「FOMA(フォーマ)」でメールやiモードが利用できなくなった。通信設備の故障とみられ、同社は復旧作業をするとともに原因を調べている。
 約180万人の利用者に影響が出た。
 FOMAは15日にも東京都千代田区と台東区の一部で利用できなくなるトラブルがあった。 

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芥川賞・直木賞 選考経過(産経新聞)

 14日に発表された第142回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)。芥川賞は11年ぶりに該当作なしだったが、直木賞はダブル受賞となった。東京・築地の料亭「新喜楽」で行われた選考の過程、講評を紹介する。

                   ◇

 □芥川賞 該当作なし

 ■池澤氏「一本強いものが足りない」

 芥川賞の選考は約2時間に及んだが、11年ぶりの「該当作なし」との結果となった。選考委員の池澤夏樹氏は、報道陣を前に「せっかくこんなにお集まりいただいたのに、残念なことに賞は出ませんでした」と苦い表情で選考経過を明かした。

 1回目の投票で、票を獲得できなかった羽田圭介『ミート・ザ・ビート』と支持1人のみの大森兄弟『犬はいつも足元にいて』の2作が圏外へ。残り3作で討論と投票が2度繰り返されたが、次第に各選考委員の間で3作への評価が弱まっていったという。池澤氏は「今回の5作はいずれも小説を書くこと自体が前提にあるようで、一本強いものが足りない印象を受けた。だが、これで今の日本文学は不調であるという結論には達してほしくない」と講評した。

 藤代泉『ボーダー&レス』は「在日コリアンの問題をゆるやかにとらえた今の時代の小説」と評価する声が上がった一方、「全体としてさわやかすぎるし、(男同士の友情が)ボーイズラブ的。終盤で差別を丸め込むようなアンフェアな言葉が出たのは致命的」との意見もあった。

 松尾スズキ『老人賭博』は「登場人物全員が役割を持っており、安心して読める」と選考委員6人が消極的な支持を表明したが、「弱者の失敗を笑うタイプの小説。安全な場所にいる語り手に倫理的に嫌な部分が残る」との批判があったという。

 舞城王太郎『ビッチマグネット』は「成長小説としてよくできており、倫理性も強い」と評されたが「文学として洗練に欠ける」「タイトルが嫌だ」といった辛辣(しんらつ)な感想も漏れたことを明かした。

 兄弟による共作として注目を集めた大森兄弟について、池澤氏は「純文学はあくまで一つの魂を書くもの。頭から否定はしないが、(2人で)できるなら良い作品を見てみたい」と評した。(三品貴志)

                   ◇

 □直木賞 佐々木譲『廃墟に乞(こ)う』、白井一文『ほかならぬ人へ』

 ■甲乙付けがたい2作

 直木賞が佐々木譲『廃墟に乞(こ)う』と白石一文『ほかならぬ人へ』の2作に決まったのは選考開始から約2時間半後。選考委員の宮城谷昌光氏が穏やかな口調で4回にわたった選考過程を説明した。

 初回の選考では辻村深月『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』と、葉室麟(りん)『花や散るらん』が脱落。2回目で道尾秀介『球体の蛇』、3回目では池井戸潤『鉄の骨』が外れた。残った2作はまったく同じ点数だったため、もう一度討議した結果、同時受賞ということになった。

 佐々木作品の受賞理由について、宮城谷氏は「前作の『警官の血』も含めた長年のキャリアと、小説の破綻(はたん)のなさ。習熟度が高く、読み終えたあと、何となしによかったと思わせる。そこにこの作品の持つ良さが表れている」とたたえた。白石作品は「文体および構成力がすぐれている。高級な文体を使い、高級な展開。テーマ、小説の作り方を含め、推す声が多かった」と高く評価した。

 3回目まで残った池井戸作品は「受賞2作と甲乙付けがたかった。読み手に大層分かりやすい。談合がどうして必要で、どうして悪なのか考えさせられるストーリー」としながらも、「人間関係などが少し弱い。それが文章の粗さとともに欠点とされた」と話し、受賞作には一歩及ばなかったとした。

 2回目で落ちた道尾作品については「訴えてくる力が弱かった。対岸の火事のようで、火の粉がここまで届いてこない」と評した。「期待している作家なので、もっといい作品で受賞してもらいたい」と、次回作に期待を込めた。

 最初に脱落した葉室作品について、宮城谷氏は「前回の『秋月記』はよかったが、今回は少し慌ただしい筆だった」と、作品としての粗さを指摘。辻村作品については「語り手の立ち位置が明示されておらず、会話でも誰がしゃべっているのか分からない」と、文体に問題があると話した。(磨井慎吾)

                   ◇

 ■芥川賞選考委員 池澤夏樹、石原慎太郎、小川洋子、川上弘美、黒井千次、高樹のぶ子、宮本輝、村上龍、山田詠美

 ■直木賞選考委員 浅田次郎、阿刀田高、五木寛之、井上ひさし(欠席)、北方謙三、林真理子、平岩弓枝、宮城谷昌光、宮部みゆき、渡辺淳一

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2010年01月20日

ブログやツイッター「検察に批判的」 ジャーナリストがいうのは本当か(J-CASTニュース)

 民主党・小沢一郎幹事長を追い詰める検察に対し、一部ジャーナリストらから、やり方が横暴だとの批判が出ている。マスコミへのリークなどで、自らの都合のよいように世論操作しているというのだ。同調する声はどれだけあるのか。

 「検察」のキーワードで書かれたブログの数を検索サイト「兆」で調べると、2010年1月19日までの1週間で4000件以上にもなる。これは前週の6倍ほどだ。過去1年間でも飛び抜けて高い数字になっている。

■ジャーナリストらから次々に異論

 これは小沢一郎氏が検察の強制捜査に対する批判を繰り返したのと、ここ数日でジャーナリストらからも異論が出ていることが大きいようだ。

 毎日新聞の18日付記事によると、都内で開かれた陸山会の土地購入事件捜査のシンポジウムでは、次々に東京地検特捜部への疑問が噴出した。ジャーナリストの田原総一朗氏、大谷昭宏氏、鈴木宗男衆院議員らが「無理筋捜査だ」と訴えたというのだ。その理由として、捜査の背景に、国をリードする思い上がりや西松建設の違法献金事件へのリベンジがあったとしている。

 さらに、ジャーナリストの有田芳生氏がツイッターで18日、「検察権力の横暴」を週刊朝日編集長との会話で話題にしたことを打ち明けた。有田氏は、検察による「真偽不明のリーク情報」で世論が操作され、政権交代の流れが破壊されようとしていると批判。これに対し、ブログやツイッターでは、「多くが検察に批判的」だとした。リーク情報に躍らされるマスコミと対照的で、「世論の二重構造が生まれている」という。

 これは、週刊朝日がジャーナリストの上杉隆氏と書いた1月29日号の特集「検察の狂気」でも触れられている。

 このほか、テレビ番組やネット上などで、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏、元ライブドア社長の堀江貴文氏も検察批判を展開している。

■世論調査では、検察支持多く

 最高実力者、小沢一郎幹事長の意向をくんでなのか、民主党内でも、検察に対抗する動きが次々に出ている。

 特捜部からのリークの疑いを調べようと、党内に2010年1月18日、「捜査情報漏えい問題対策チーム」が設置された。今後、報道のあり方を検証するという。また、逮捕された衆院議員の石川知裕容疑者と同じ当選2回の議員が同日、「石川知裕代議士の逮捕を考える会」を作り、「逮捕は不当」と訴えた。閣僚からも異例の言及があり、中井洽国家公安委員長は、19日の閣議後会見で、「特捜部も説明責任がある」と述べている。

 「検察は横暴」という声は、世論の中でも高まっているのか。

 ブログやツイッターで「検察」という言葉で検索すると、確かに、検察のリークやそれを真に受けて報道するマスコミへの批判もある程度見られる。J-CASTニュースのコメント欄でも、「小沢を筆頭とする民主党は官僚支配を壊そうとしている。これには全官僚が陰で手を組んで失脚させようと動いたとしても不思議ではない」「こんなに検察の力が増強するのは、戦前の軍部を想像させる」などと書き込まれている。

 一方、新聞各紙の世論調査では、強制捜査後に内閣支持率が急落している。例えば、朝日が18日発表した調査では42%に大きく落ち込んだほか、小沢氏に幹事長辞任を求める声も67%に達している。これに対し、ネット上でも、検察と民主党どちらを支持するかというライブドアのアンケートでは、8割以上が「検察」と答えている。ヤフーの「みんなの政治」サイト投票でも、7割が小沢氏の辞職を望むとした。2ちゃんねるでも、小沢批判の方が強い。

 結局、検察横暴論が出ている背景には、立法、行政と並ぶ検察という「権力」への不信がある。


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